お金持ちの思考を考えてみる
どうもこんにちは!3月にFIRE予定のトモローです。
富塚あすかさんの「職業、お金持ち。」を読みましたのでお金持ちの思考について考えてみたいと思います。
本のあらすじ
とある女子大生がお金持ちを目指して、お金持ちに出会うことから物語が始まる。
女子大生とお金持ち紳士の会話を進めながら、お金持ちの考え方を学んでいく構成。
私なりの学びのポイント
支出を減らすより収入を上げるほうが楽だし楽しい
今の私の生活ではとことん節約し、余ったお金は全て投資に回すというのが基本的な考え方。
しかし、お金持ちは収入を上げることを考える。
確かに、お金持ちを想像すると節約しているはずがない。
いかに節約することを頑張るかよりもいかに稼ぐかに目を向けた方がいい。
両学長も大きな支出を抑えたら、あとは収入を増やそうと言っていた。
買ったものが生活をどう向上させたか振り返る
これはホントに初耳だ。
節約家のわたしは買うまでは隅々までリサーチしてコストパフォマンスに優れたものを買うことに全力投球している。
ところが、買ったあとにそれが自分の生活にどう役立っているか、あまり考えてこなかった。
買ったものを振り返ってみて、自分の生活がより良くなっているのか。
幸福感が上がっているのか。
もし、「そんなに幸福になってない」のであれば、自分が本当にほしいものではなかったということがわかる。
自分の「好き」を叶えることで、自分も周りも豊かになる。三方良し。(全方位良し)
三方良しという言葉は以前から知っていたが、ビジネスの場だけの考え方だと思っていた。
- 自分に利益があり
- 相手にも利益があり
- 社会にも利益がある
そういうビジネスは成功するということだと理解していた。
しかし、利益の追求だけでなく、ただ単純に自分の「好き」を叶えることがそのまま三方良しになる。
ちょっと具体的なことは想像できないが、何となく確からしいという感覚は持てる。
好きが講じて仕事になり、その仕事で喜ぶ人がいるということに近いだろうか。
たぶんこれは仕事だけに当てはまることではないと思うので、自分の「好き」はどんどん叶えていこう!
考えさせられたポイント
節約は貧乏の元
貯金や節約が好きな人は「お金ありき」と考えてしまいがちという。
私はまさにあてはまる。
資産残高が増えていくと単純にうれしいし、誇らしい。
4%ルールで言われている額に達して、嫌な仕事からも開放される見通しがついてきた。
これが達成できたのは節約をしてきたことが、少なからず貢献していると思っているところ、「節約は貧乏の元」というのは考えさせれる。
どうも金銭への執着が強い人はお金持ちになっても幸せになれないということのようだ。
その点が自分はどうか考えてみると、
資産が増加していくのはもちろんうれしい。
資産が含み損をかかえていると嫌な気持ちになる。しかし、言うほどショックでもないし数百万の含み損もそのうち戻るだろうと楽観的に考えている。
しかし、1円でも無駄なことやものには使いたくない。
これは合理的なお金の使い方であって、お金に執着しているわけではないと思う。
著者が言いたいのは、欲しい物を何でも我慢して、楽しむことにお金を使わず、水道光熱費にいたるまで厳しく節約するようなことを指しているのだろう。
確かにそのようなことにばかり目を向けていたら心も貧しくなると感じる。
使うところは使う、使わないところは1円でも節約する。
こういったメリハリあるお金の使い方をしているのであれば「節約は貧乏」とは言えないだろうと思う。
まとめ
- 支出を減らすより収入を上げる
- 買ったものが自分の生活を向上させたか振り返る
- 自分の「好き」はどんどん叶える
無駄な支出をカットしたら稼ぐことに注力していきましょう!