FIRE達成のための生活費計算
どうもこんにちは。
- FIREやってみたいけど、自分にはできるのだろうか
- どれぐらいの資産を貯めれば達成できるのか
そんなお悩みを解決するべく私の最低生活費をご紹介します。
FIRE達成に必要な金額
一般には生活費の25倍が必要と言われています。
これは米国の研究機関が数十年に渡って調査した結果、毎年4%の資産を取り崩しても95%の確率で資産が残っているか、むしろ増えているということがわかっているからです。(トリニティスタディと言われています)
よって、年間生活費が200万円ならその25倍である5000万円の金融資産があれば、あとは働かなくても生活していけるという理論です。
生活費の計算方法
これは家計簿をつけてみるのが一番いいですね。
まずは現状どのくらい使っているのか把握しないことには将来必要な金額を算出することはできません。
家計簿をつけるといっても昔のように手書きでつける必要も、いちいちスマホにメモする必要もありません。
クレジットカードの使用履歴などと連動して家計簿をつけてくれるアプリがあるので活用しましょう。
代表的なものはMoney Forword MEで、私はこのアプリで家計簿をざっくりとつけています。
家計簿アプリは何十種類とあるので、無理なくつけれるものを探してみてください。
私は色んな支払手段を使い分けており、連動機能がうまくいかなかったので、レシートをスマホで撮影する機能だけ使っています。
他にも仕分けしたり機能が豊富にあるようですが、目的はざっくりとした生活費の把握ですから他の機能は不要です。
要は毎月いくら使っているのか把握できればいいのです。
特に把握したいのは食費です。
食費は住居についで大きな割合を占めるものですから、毎月の食費を把握できれば自分が使いすぎかどうか把握しやすくなります。
私は独身男性ですが、毎月の食費はおおむね3万5千円ほどです。
これは会社で疲れて帰ってきて自炊するのも面倒だったりしたときにお弁当やお菓子、お酒などを無駄に買っているのと、ランチで少し割高な費用がかかっているからです。
ストレスフリーな生活であれば1万5千円でも食費に困ることはないでしょう。
なお、食費は通常の食費だけを入れていて、会食費用や楽しみのお酒などは別にしています。
もし、本当に金欠になった時に、楽しみを我慢したとして、いくらお金があれば生活できるのか(=最低生活費)を知るためです。
住居費
次に考えるのが住居費です。
生活費最大の支出ですから、これからFIREを達成しようと考えている人にはもっとも大事な費用です。
これは現在の住居費をそのまま計上してはいけません。
これからFIREしようとしている人の多くは会社へ出勤するのに利便性のいい場所に住んでいると思います。
(完全リモートワークや地方で車通勤しているという場合は現状の住居費のままでいいかもです)
しかし、FIRE後は当然、通勤する必要はありませんので都心に住む必要はないですし、駅から近くに住む必要もありません。
特に都心に残る必要性がないなら郊外や地方都市、はたまた田舎だっていいわけです。
自分が理想とする場所の住居費相場をホームズなどで調べて、だいたいの相場で見積もってみましょう。
私の場合は、今現在東京23区在住で月額84000円の家賃がかかっていますが、理想とする郊外の家賃相場は4万円以下で済みそうです。
築浅のきれいなアパートは1,2万円で住めるのでFIRE民には有名な場所になっています。
水道光熱費
これは現在の支払っている費用の平均をとれば問題ないかと思います。
最近の電力、ガス自由化のおかげでWebから毎月の使用量、使用金額が見れる方はそちら確認するのが確実ですし、そうでない場合は請求書などを確認してみてください。
少し注意が必要なのは住居によっては都市ガスが引かれておらずプロパンガスになる場合があります。
住宅が密集していないエリアなどで多いですが、住宅地でも時々あります。
プロパンガスはざっくり都市ガスの2倍の料金がかかってしまいますので、これから引っ越しを考えている方は都市ガス必須で考えることをおすすめします。
逆に今プロパンガスを契約しているという場合は都市ガスの引かれている住宅に引っ越せばガス代は半額程度に抑えることができるはずです。
ちなみに私(23区で独身)の月額平均費用はこんな感じです。
- 電気料金:3000円
- 水道料金:2000円
- ガス料金:2000円
通信費用
FIRE民にとって通信費用は必須かと思います。ブログやYoutubeなどには必須ですし、調べ物、ネット通販にも必須です。
ただ、どれだけネットを利用するかは人それぞれで格安スマホだけで十分という方もいるでしょうし、パソコンでがっつり通信したいという人もいると思います。
スマホだけでいいという人は、今現在格安スマホにしている方はその料金をそのまま計上すればOKです。
がっつり通信したい人はその他に固定光回線費用や、モバイルWi-Fiの費用を追加計上すればいいですね。
私の場合、スマホは楽天モバイルで今は1000円払っていますが、FIREしたらほとんど自宅で過ごすので無料の1GB以内に収まる計算。
加えて楽天のモバイルWi-Fiを契約するつもりなのでそちらは月額3000円を考えています。
ただ、これは引っ越し先の電波状況などにより固定回線が必要になるかもしれません。
- 通信料金:3000円
国民健康保険と国民年金
保険と年金は恐ろしい金額になります。
しかし収入が低い(所得が低い)場合は減免や免除申請ができるので収入が100万円そこそこであればある程度負担を軽くすることができます。
100万円では少なすぎると思われるかもしれませんが、個人事業主として経費計上などできれば、ある程度実践できると思います。
このあたりは私も勉強中で実践もしていないので詳しく調査したらまたブログに書いてみたいと思います。
ちなみに保険はどんなに収入が低くても0円になることはありません。
そのあたりのルールはお住まいの自治体ごとに変わりますので、市役所等に確認してみてください。
まとめ
細かいところでは火災保険や健康保険の最低負担額、所得税なども考慮する必要がありますが、まずは本当に最低限必須の費用を計算してみるとこうなるという一例のご紹介でした。
参考になりましたら幸いです。是非ご自身の最低生活費も算出してみてください。
FIRE達成に1歩近づくことでしょう。
それではまた。