簡単なことから始めると面倒なことを片付けやすい
どうもこんにちは!今月末FIRE予定のトモローです。
本日は面倒なことをいかに終わらせるかについてのライフハックです。
簡単な1つのことだけやるつもりではじめてみる
面倒なことはすごく簡単なひとつのことだけやるつもりで始めてみると、意外とすんなり最後までできることがあります。
これは人間のやる気スイッチの仕組みが関係しています。
やる気スイッチというのは某塾のコマーシャルで電気のスイッチのようなものが背中についていましたが、実際にあったらいいと思いますよね。
物理的なスイッチはありませんが、じつは人間の心理作用にはやる気スイッチのようなものがあります。
ただ、残念なことにそのスイッチを押すためには、やり始める必要があります。
これは作業興奮といって、人間は作業をしていると、だんだんとその作業が楽しくなってきて、どんどん集中していくというものです。
つまりやる気スイッチをは「とにかく作業を始めること」で押すことができるということになります。
その「始めることが大変なんだよ!」という声が聞こえてきそうですが、そのとおりです。
私もこのブログを毎日書いていますが、書き始めるまでが一番大変です。
「とにかく始める」ためのヒント
億劫なことを始めるためのコツは「小さく始める」ことです。
小さく始めるというのは、例えば、何かの書類で日付だけ書くとか、名前だけ書くということだったり、調べ物であったら、今日は〇〇だけについて調べて終わりにしよう、といった感じです。
こうするとそこまで大変だという気がしなくなり、始めやすくなります。
面倒なことを始めるのが辛い理由
これは人間の進化の歴史が関係していると言われています。
大昔、人間はいつもと違う場所に行ったり、行動すると野生動物に襲われたり、ケガをしたりして命の危険がありました。
そのために「普段と違うことをすると死ぬ」ということが遺伝子に組み込まれてしまっているのです。
専門用語ではコンフォートゾーンと呼ばれたりもします。
コンフォート=快適
ゾーン=範囲
ですね。
つまり、快適な範囲から外に出ると、途端に遺伝子が警告を発して止めてくるのです。
この遺伝子の作用を回避するために、「コンフォートゾーンからちょっとだけ出てみる」ということをやります。
ちょっと出ただけですぐに戻れるから危険はない、と脳に判断させて警告を出さないようにします。
まとめ
- 脳にはコンフォートゾーンから外に出ると警告する作用がある
- 警告が出ないように少しだけ外に出る(ほんの少しだけやってみる)
- 始めると作業興奮により作業が楽しくなってやりきることができる